祇園の山鉾、鶴、松
「祇園祭の山鉾」とは、神社の祭礼に引かれる山車の一つで、車の台の上に家や山などの作り物をしてその上に鉾や長刀などを立てた物のこと。京都の祇園祭の山鉾巡行は一か月続く祇園祭の中で最大の見どころと言っても過言ではありません。
「鶴」は長寿、夫婦円満の象徴。
「松」は常緑樹で色が変わらないことや、千年の樹齢を保つことなどから長寿の象徴として吉祥文様とされています。
『長寿』のほかにも『威厳』『子孫繁栄』の意味が込められています。
金色に輝く華やかな打掛です。
金色には富や稔(みのり)、不変や神聖などの意味があり、和装の最高峰、婚礼衣装にはよく取り入れられます。